テーピングで右手首を固定し、怪我を悪化させる覚悟で出場した翔太郎。
試合後、すぐさま病院へ戻ったため、結果を知りたい翔太郎だったが、
美里を始め他のメンバーは、なぜか大会の結果をひた隠しにするのだった……。
「明日も!」
テーピングで右手首を固定し、怪我を悪化させる覚悟で出場した翔太郎。
試合後、すぐさま病院へ戻ったため、結果を知りたい翔太郎だったが、
美里を始め他のメンバーは、なぜか大会の結果をひた隠しにするのだった……。
「全力で、思い切り!」
翔太郎の右手首の痛みは次第に増していく……。
午後の試合になんとか間に合わせようと、翔太郎は美里と共に病院へと向かう。
一方、翔太郎のいない会場では、シロ高が圧倒的な実力を見せつけていた。
必ず勝つと意気込む部員たちの前に表れた翔太郎の姿は……。
「我慢出来ない!」
東北地区大会を翌日に控え、個々の調整をするアオ高男子新体操部。
体を休めるため、練習を休むはずのメンバーだったが、どうにも落ち着かない。
掃除をしながら、それぞれの想いを再確認していく部員たちだったが、
大会当日の朝を迎えた翔太郎に、思いもよらない事態が発生する。
「甘えてよ!」
東北地区大会を勝ち抜くため、監督から新しい試技内容として
提案された、翔太郎との『組み技』に浮かない顔をする美里。
いざ、2人で挑戦してみると、何度やってもうまくいかない。
そんなある日、突然美里が部活に顔を出さなくなってしまった。
学校にも来ない美里を探すべく、翔太郎たちは、美里の家を訪ねる……。
「お世話します!」
中間試験を無事突破した男子新体操部だが、新たなトラブルが発生。
なんと、3年の女川ながよしが、事故で足を負傷してしまった。
女川の回復を全力でサポートする翔太郎たち。
だが、そんな女川は、他の部員にも言えない隠し事をしているようで……?
「約束します!」
宮城県大会を第2位という成績で突破したアオ高男子新体操部。
美里も寮に合流し、東北地区大会への進出に意気込む新体操部の前に、
今度は中間試験が立ちはだかる。赤点を取ったらマット練習が禁止になるのだ。
猛勉強をはじめるアオ高の面々。
そんな中、部長の七ヶ浜政宗は、新体操を始めたきっかけと、監督との出会いを話し始める……。
「楽しんで!」
完成した新ユニフォームを身にまとい、ついに県大会に挑むアオ高男子新体操部。
翔太郎にとっては、これが初めての公式戦。いくらイメージトレーニングをしても、
緊張と不安が拭えない翔太郎に、志田はとある言葉を投げかける……。
「かくれたい!」
シロ高との合同合宿も、ついに最終日を迎えた。
帰りの時刻まではまだ時間もあるということで、月雪ましろの提案により、
生徒同士の交流を兼ねてのレクリエーション「かくれんぼ」がはじまった。
お互いに鬼を出しての対抗かくれんぼは、どんどんエスカレートしてしまい……!?
「ライバルなんだ!」
シロ高の圧倒的な演技を見せつけられた、アオ高新体操部の面々。
合同練習でも息が合わず、散々な結果となってしまった。
意気消沈するアオ高メンバーたちに、監督の志田周作はアドバイスを授ける。
彼の言う「立ち止まって空を見上げる」という言葉の意味とは、いったい……?
「合宿したい!」
1週間の特訓を乗り越え、団体戦に参加するためのテストに合格した翔太郎。
ようやく新体操選手としてのスタートを果たしたのも束の間、
アオ高のライバル高である、私立白鳴大学附属高等学校(=シロ高)との合同合宿が決定する。
素人ながら何とか他のメンバーに追いつこうと、公園で練習する翔太郎の前に、
不思議な少年が現れる。
「一緒に跳びたい!」
生まれて初めてのバク転を成功させた翔太郎は、男子新体操部への入部を決意する。
チームワークを高めるため、他の部員と共に寮生活を始めた翔太郎。
6人揃っての団体戦に参加するためのテストに向けて、経験者である美里から指導を受けることに。
テストまで1週間という限られた時間の中で、翔太郎の特訓が始まった。
「バク転したい!」
中学生活最後の夏、双葉翔太郎は、ふと訪れた体育館で「男子新体操」と出会う。
翌年、私立蒼秀館高等学校(=アオ高)に入学し、男子新体操部の門を叩いた翔太郎を
迎えたのは、個性的な先輩たちと、同じ1年であり中学男子新体操のスターだった美里良夜。
先輩たちと美里に見守られ、さっそく「バク転」に挑戦する翔太郎だったが……。